駆除Info | ネズミは昼間どこにいる?ネズミの生態・習性について  ネズミ

ネズミは昼間どこにいる?ネズミの生態・習性について 

「ネズミは日中どこで何をしているの?」

「ネズミは昼間も活動するの?」

「ネズミの被害に困っているけど生態を詳しく知りたい!」

今回の記事はそんなお悩みを持つ方におすすめです。ぜひ最後まで読んで、参考にしてみてください!

ネズミは昼間どんな行動をしているのでしょうか?ネズミの生態と習性について詳しく解説していきます。

ネズミは昼間どこで何をしているのか

昼間は物陰に隠れて寝ていることが多いと言われているネズミですが、昼間も活動していることもあります。

ネズミの昼間の活動場所

人気が無い薄暗い建物の中など、ネズミは昼でもエサを求めて活動しています。廃墟、空き家などといった環境では、ねずみの天敵が少ないうえ、日中の陽の光も遮られ活動しやすい環境が整っています。

しかし、人が住んでいても長い時間家に居なかったり、段ボールや残飯などのエサや身を隠せるものが散らかっている場合、ネズミが昼間から活動することがあります。

繁殖にはご用心

気を付けなければいけないのが、昼間はネズミが繁殖している可能性があるということです。ネズミは昼間から活動することが少ない害獣です。しかし、出産して個体数が増えてしまいエサが足りない状態であれば、昼間もエサを求めて活動するので注意が必要です。

ネズミの生態・習性

ネズミの生態で特徴的なのが「夜行性」ということです。人間が寝静まった頃に活動を開始し、エサを探しに動き始めます。ネズミが夜活動する理由は、天敵から身を守るためでフクロウ、ヘビ、キツネ、タヌキなどがあげられます。そのため、少しでも身を隠せるよう夜に活動するのです。

他にも、ネズミの生態には以下のような特徴があります。

  • 夜行性である
  • あらゆる場所を嚙む
  • 学習能力が高い
  • 繁殖能力が高い
  • 雑食である
  • 同じ場所を通る

夜行性である

ネズミは基本的に夜行性です。夜に活動して昼間は寝ているということがほとんどですが、昼間も活動する場合もあります。天敵から身を守るために夜活動することの多いネズミですが、日中活動できないという訳ではありません。危険が無く安全だと判断すると昼間も活動します。

また、ネズミが活発に活動する時間は、太陽が沈んだ直後から日の出の約1時間前までです。日本に生息しているネズミのほとんどがそのような生活リズムで行動しています。

あらゆる場所を嚙む

ネズミは前歯が一生伸び続けるため、常に色々な物をかじって前歯を削る習性があります。ネズミが好きなものは配線や木材などがあり、電化製品や家の柱などを齧られる被害もあるので注意が必要です。

学習能力が高い

ネズミは学習能力が高く、駆除するのも大変な害獣の一種です。特に、クマネズミは臆病な性格なので身の危険を感じると人前にはなかなか現れません。クマネズミは頭が良く罠を仕掛けてもすり抜けて動くので捕まえにくいのです。他のネズミも危険を感じるとすぐに逃げて近寄ってこなくなるので、学習能力が非常に高いです。

繁殖能力が高い

ネズミは一度の出産で5匹ほどの子供を出産します。妊娠期間は約20日、年間5〜6回の出産を繰り返します。ネズミの繁殖能力は非常に高く、一度巣を作ると一気に繁殖します。

雑食である

ネズミは雑食なので基本何でも食べます。特に穀物類を好んで食べるので、玄米や麦、トウモロコシなどの近くにはネズミが寄ってきやすいです。

ネズミは家の中にある物であれば手あたり次第食べるので、食べ残しや残飯などはしっかり管理しておきましょう。

同じ場所を通る

ネズミは同じ場所を通る習性があります。身の危険がないと判断した道だけを好んで通るので、通り道には糞尿の跡が残っていることがあります。ネズミが通った跡を「ラットサイン」といい、駆除の際はこの通り道に罠を仕掛けて駆除します。

ラットサインを見つけたらネズミが潜んでいる証拠なので、早めに駆除を行いましょう。

まとめ

ネズミは、昼間はほとんど活動することはありません。物陰に隠れて寝ていることが多く、夜になると活発に活動を始めます。ネズミの天敵は多く、日中動き回ると天敵から捕食されてしまうためです。人気のない廃墟や空き家などはネズミの天敵も少ないうえに薄暗いのでネズミが活動しやすい環境が整っていますが、家に人が住んでいる場合も注意が必要です。ネズミは安全と判断すると日中も活動し始めるので対策をしっかりと行い、ネズミが繁殖しない環境を整えることが大切です。

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